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Info-01 : 始めに & 英単語と5文型

14/09/2018infoDescription

始めに

 
 日本語の語順は S-O-V であるのに対し、英語(圏)は S-V-O であるとされていますが、実際には「てにおは」を使う日本語では語順の制約がほとんどありません。つまり日本語では文型(?)が変わっても個々の単語の意味が変わることはありません。
 ひきかえ、英語(圏)に限らず「てにおは」に類するものの無い言語圏の人々は『伝えたい内容に沿う文型を選び、それに語句を当てはめる』ことをしていて、その過程で単語の意味は文型によって決まるというルールに慣れています。
つまり彼らが自国語以外の S-V-O タイプの言語を習う際には、文型の相違と単語の置き換えを機械的に覚えるのに対して、私たち日本人が英語を覚えるためには、なじみの無い「使いたい動詞の意味を持つ文型を選ぶ」という概念から学ぶ必要があるわけです。
 
 このサイトでは日本人には馴染みが少ない『文型を選ぶ』ことを理解するために主にネット上や辞書の例文を参考にして、文の構成と品詞種別の見える化(可視化) を実施、掲載しています。
 ある程度複雑な英文になると、五文型には当てはまらない例も出てきますが、このサイトではそれらを無理に判定している場合もありますので予めご了承願います。
 
 
このサイトの読み方については「始めに」をご覧ください。
暗記のチェック用に英文のみのページと日本語訳のみのページ、
発声練習用に発音記号付きページがありますので、こちらもどうぞ
(発音付きページの英単語はツールチップで簡単な説明も見れます)
 
 英語を効率よく習得する上で一番最初に理解して使いこなすべきのなのが5文型であると言う点については誰もが納得されると思います。このサイトでは出来るだけ文法や各品詞の使い方の比較が出来るよう例文を並べ、そして『どのような違いがあるためにそうなのか?』が理解できることを目指しています。英語を学習する上で「語句を入れ替える」ようなときも、単語単位で入れ替えるのではなく、句や節ごと入れ替えることで文型に沿った正しい英文になる ということに注目してください。例文の目的語を別の例文の目的語と入れ替える、同じように補語と補語、主語と主語で置き換えるわけです。
 また、実際に覚えているかどうかを判断できるよう、英文のみのページも用意してあります。交互に行き来しながら効率よく覚えることが出来ます。英語の学習の参考になれば幸いです。

書き間違いはもとより勘違いしている点や別の判断等をされる場合等も多々あると思います。
もしお気づきになられた方はこのサイト/ブログのコメント欄かメールにてお知らせいただければ幸いです。
 

このサイトでの英文の文型判別と品詞記載ルールについて

このサイトでは以下のように記載しています。(判断の分かれる部分については、都度記します)
 
動詞句
wikipedia では「句動詞」と書くのが正しいとなっていますが、このサイトでは「名詞句」「副詞句」に合わせて「動詞句」と記載します(実際には「自動詞句」「他動詞句」と記載しています)。
ある英単語列が動詞句かどうかについては、主に ルミナス英和辞典 にて動詞句としての記載の有無で判断しています。
文型と品詞
このサイトでは、主にネット上で文型が明示されている例文をもとに 5文型品詞 を 付加してアップしています。現代では5文型以上の文型の判別方法も出てきていますが、
ここでは日本で一般的な解釈となっている第一文型から第五文型までの SV , SVC , SVO , SVOO , SVOC での記載をしています。
( 5文型以上の文型種別で学習されている方も SV , SVC , SVO , SVOO , SVOC は同じですので参考にしてください )
主節と従節
英文に主節と(従属接続詞で導かれる)従節がある場合は、文型判定は主節で行います。
否定詞
be動詞の直後、もしくは一般動詞の直前の「述語動詞を否定」する (副詞)否定詞“not” は品詞記載を行いません。「述語動詞以外の語・句・節を否定」している場合は 副詞(Adv) 等での記載をしています。
進行形や受動態
進行形や受動態について、このサイトでは「be動詞」を「助動詞(A)」とし、「分詞」はそれぞれ「現在分詞(Ving)」や「過去分詞(Vpp)」のように記載しています。
※ 「動名詞(Ger)」は現在分詞とは別に記載するようにしています。
成句(慣用表現)
下記の例文を参照してください。
 
 
例文番号 001等をクリックすることで、解説のない英文だけのページを表示します。
英文だけのページを見て理解度を確認しながら反復学習を行うのが効率的です。
 
文型や動詞句、修飾語などの記載例です。
 
001SXOO
 
1.
S{
SUB
She
}
V{
Vp
looked
   
Pre
like
}
  
O{
IND
an
N
angel
}
 
.

 
2.
S{
SUB
She
}
V{
Vp
looked
}
C{
Pre
like
PreO{
IND
an
N
angel
}
}
 
.

1. 彼女は、天使のように見えました。( SVO 第三文型と解釈)
2. 彼女は、天使のように見えました。( SVC 第二文型と解釈)
★ 他動詞句“look like” + O は「 O に似ている、O のように見える、O のようである、O になりそうだ」などの意味です。
また、例文 2. のように、同じ英文のままで第二文型と解釈できます。この場合は 自動詞“look” で「見える」の意味になります。
前置詞“like” + PreO は「 PreO のような、PreO のようで、PreO に似て、PreO らしい、PreO と同様に」などの意味です。
002SVCO
S{
ProDEM
This
}
V{
Vs
is
}
C{
IND
a
N
story
}
M.AdjP{
Vpp
written
VppO{
Pre
in
PreO{
N
English
}
}
}
 
.

これは英語で書かれた物語です。
is存在のbe動詞 ではなく 連結動詞 で補語が続く第二文型を作ります。
“This” は指示代名詞(指示形容詞や限定詞では無く)です。
前置詞“in” + PreO は ここでは「(多少とも広がりのある場所・位置を示して) PreO の中で、PreO の中に、PreO で、PreO に」などの意味です。
(他動詞の)過去分詞“written” + VppO は ここでは「 VppO で書かれた」などの意味です。
(参考) 動詞は用法(文型)で意味が変わるため、説明は「その例文での意味」になっていることに注意してください。
→ (参考)他動詞“write” + O は「 O を書く、O を執筆する、O を作曲する、O に手紙を出す、(書物などの中で) O と述べている」の意味です。
修飾語(過去分詞句/形容詞句)“written in English” は 名詞(句)“a story” を修飾(説明/限定)しています。
(  形容詞句  常に直前の名詞(句)  を修飾(説明/限定)します )
この修飾語は「過去分詞“written”に導かれる形容詞句(過去分詞の形容詞的用法)」と説明されています。
003SVCO
S{
DET
This
N
book
}
V{
Vs
is
}
C{
Adj
difficult
}
M.AdjP{
InfT{
TM
to
Vr
understand
}
}
 
.

この本は、理解するには難しい。
★ (自動詞の)to不定詞“to understand” は「理解すること、了解すること」などの意味です。
修飾語(to不定詞句/副詞句)“to understand” は 形容詞“difficult” を修飾しています。
形容詞“difficult” は「難しい、困難な、問題の多い、苦しい、都合の悪い、(人が)扱いにくい、気難しい」などの意味です。
“difficult to understand” で「理解するのが難しい」と言う意味です。

(参考)
日本語の文法では  修飾語  被修飾語  の前に並べて書く』 というルールがあります。
この英文を例にすると 『 修飾語“to understand”  ( のが / のは / の / は / が )  被修飾語“difficult” 』 と置き換えれば、
そのまま 『 理解する  のが  難しい 』 と簡単に読めるのが分ると思います。
 
成句(慣用表現) : “once upon a time”(昔々) などはひとつの副詞句として記載しています。
 
004SVOO
M{
AdvP
Once upon a time
}
s{
F-SUB
there
}
V{
Vp
was
}
S{
IND
a
N
boy
}
M{
Pre
in
PreO{
DET
this
N
house
}
}
 
.

昔むかし、ある少年がこの家にいました。
“Once upon a time” は成句(副詞句)で「昔々、(よくない今と違って)以前は」の意味です。
この例文の was存在のbe動詞 で、第一文型を作ります。
第一文型ですので補語はありません。
第一文型は完全自動詞によって成り立つため、第三文型以降で使われる目的語もありません。
名詞(句)“this house” は「この家」の意味で、前置詞“in” の意味上の目的語です。
修飾語(前置詞句/副詞句)“in this house” は 動詞“be” を修飾しています。
この文は (1)主語+述部動詞で「少年がいた」、(2)副詞+述部動詞で「この家にいた」という二つの意味があり、この二つがひとつの文章になっていると考えます。

(参考)
形式主語“there” は辞書等では「副詞」と説明されますが、このサイトではそのまま「形式主語 Formal Subject 」としています。
また、“there is” 構文を 形式主語構文 として説明しています。
( “there” に「それ」という意味が無いことに注意してください )
 
成句(慣用表現) : “get up”(起床する) などはひとつの動詞句として記載しています。
 
005SVOO
S{
SUB
I
}
V{
A
am
Ving
getting
Adv
up
}
M{
Pre
at
PreO{
Adj
six
Adv
o’clock
}
}
M{
N
tomorrow
N
morning
}
 
.

明日は6時に起きます。
★ 自動詞“get up” は「起きる、立ち上がる、登る、(突風・あらしなどが)起こる」などの意味です。
 
成句(慣用表現) : “be going to” などはひとつの助動詞として記載しています。
 
006SVOO
S{
SUB
I
}
V{
A
am going to
Vr
get
}
OI{
OBJ
us
}
OD{
IND
a
N
room
}
M.AdjP{
Pre
for
PreO{
DET
the
N
party
}
}
 
.

私がパーティーの部屋を確保します。
★ 他動詞“get” + OI + OD は「 OI (のため)に OD を取って来る、OD を手に入れる」などの意味です。
 

(このサイトのページの読み方について)

どのページから読んでも良いように、他のページと重複する説明も多くなっていますが、
文字色を同じままにすることで読み飛ばせるようにしています。
逆に、特別な説明については都度文字色等を変えるようにしています。
英会話や英文読解の際に『知っているフレーズかどうか』の 違いが分ること を目標にしています。
各英単語の上(あるいは下)に品詞名を書きながら理解されるような学習法を推奨します。
品詞にマウスカーソルを合わせる ことで品詞の説明が ツールチップに表示 されますので参考にしてください。

また、例文は前後の脈絡(文章や経緯)が考慮出来ない状態になっています。
そのため複数の解釈が出来る場合でも、いずれかひとつのみを説明していることに注意してください。
以下に、副詞句でも形容詞句でも解釈できる例と、複数の文型判定が出来る例の紹介、
動詞を含むフレーズの記載方法に付いてなどの説明をします。
 
007SVOO
 
1.
S{
SUB
I
}
V{
Vp
saw
}
O{
IND
a
N
dog
}
    
M{
Pre
in
PreO{
DET
the
N
street
}
}
 
.

 
2.
S{
SUB
I
}
V{
Vp
saw
}
O{
IND
a
N
dog
}
M.AdjP{
Pre
in
PreO{
DET
the
N
street
}
}
 
.

1. 私は  通りで  犬を見た。 (『私』は通りに居たことを暗示しています) 
2. 私は  通りに居る  犬を見た。 (『私』は、例えばビルなどから見たかもしれません) 
★ 前置詞句を形容詞句と解釈するか、または副詞句と取るかで、意味が変わる英文例です。
1. は  “in the street” を   副詞句  と解釈した例です。副詞句は動詞(句)を修飾(説明)します。
この場合「犬を見た」という文と「通りで見た」の二つの文がひとつになったと考えます。
目的語“a dog” も動詞に懸かるためです。
2. は  “in the street” を   形容詞句  と解釈した例です。形容詞句は  直前の名詞(句)  を修飾(説明)します。
こちらの場合はそのまま「通りに居る犬を見た」となります。
008SVOO
S{
SUB
I
}
V{
Vpr
want
}
O{
InfT{
TM
to
Vr
be
}
InfC{
IND
a
N
TV star
}
}
 
.

私はテレビスターになりたい。
★ 第三文型として解釈する場合です。
(連結動詞の)to不定詞 to be の意味上の主語を “I” とした場合、 “a TV star” は意味上の補語になります。
中学初歩で習う英文法ではこの英文は 第三文型SVO でのみ教えているとのことです。
InfT{ ~ }to不定詞 を表します。
TM は to不定詞 の to を表します(不定詞マーカーと呼んでいます)。
Vr動詞の原形 を表します。
InfC{ ~ }to不定詞/原形不定詞の意味上の補語 を表します。
その他は 凡例 を参照してください。
009SVCO
S{
SUB
I
}
V{
A
want to
Vr
be
}
C{
IND
a
N
TV star
}
 
.

私はテレビスターになりたい。
★ 上と同じ英文を第二文型として解釈する場合です。
ここでは “want to be” を動詞句としています。
そして、“I” = “a TV start” が成り立つので第二文型となります。
※ 試験等では第三文型と回答するのが正解のようです。
010SXOO
 
1.
InfT{
TM
to
Vr
take
}
InfO{
N
}
InfM{
Pre
to
PreO{
Adj
new
N
heights
}
}

 
2.
InfT{
TM
to
Vr
rise
}
          
InfM{
Pre
to
PreO{
Adj
new
N
heights
}
}

1. ~を大成功させる。
2. 頂点に達する。
動詞を含むフレーズのみの場合は 分詞や動名詞で使うときの参考にも出来るように to不定詞(等)の形 で記載します。
(他動詞の)to不定詞“to take” + InfO は「(動作を表わす名詞を目的語として) InfO をすること、(注意など) InfO を働かせること、(休暇) InfO をとること」などの意味です。
(自動詞の)to不定詞“to rise” は「上がること、(太陽・月・星が)昇ること、(数・量・程度などが)増すこと、(温度・値段・水位などが)上がる、高くなること、上昇する、(風・嵐が)強まること」などの意味です。
この例文での 名詞“height” は「(複数形で、普通は new を伴って)(成功・到達点・程度などの)(新たな)頂点、極点」の意味です。
“new” は形容詞で直後の名詞“height”を修飾(説明/限定)しています。
形容詞が単語の場合、通常は名詞の前に置かれます。
InfO{ ~ }to不定詞/原形不定詞の意味上の目的語 を表します。
InfM{ ~ }to不定詞/原形不定詞の意味上の修飾語(副詞句) を表します。
011SVOO
 
1.
S{
SUB
We
}
V{
Vpr
want
}
O{
InfT{
TM
to
Vr
take
}
InfO{
IND
a
N
festival
}
InfM{
Pre
to
PreO{
Adj
new
N
heights
}
}
}
 
.

 
2.
S{
SUB
We
}
V{
A
had
Vpp
taken
}
O{
IND
a
N
festival
}
M{
Pre
to
PreO{
Adj
new
N
heights
}
}
 
.

1. 私たちはお祭りを大成功させたい。
2. 私たちはお祭りを大成功させました。(過去完了形)
★ ここまでの例文を応用した英文の作成例です。
正文かどうかはさておくとして、簡単に英文法に適った英作文が出来ることが分ると思います。
名詞“festival” は「お祭り」などの意味です。
名詞は目的語やto不定詞の目的語、前置詞の目的語に出来ます。
( 目的語に 単数形の名詞 を置く場合、限定詞(“some”等)/定冠詞(“the”等)/不定冠詞(“a”等) のいずれかが必要です )
012SVCO
S{
SUB
Ben Franklin
}
V{
Vs
is
}
C{
Pre
on
PreO{
DET
the
Adj
100-dollar
N
bill
}
}
 
.

ベンジャミン・フランクリンは100ドル札に載っています。
★ この例文の be動詞は 状態のbe動詞 / 連結動詞 / Linking Verb なので、第二文型SVC になります。
仮に『肉体を持つ実在のベンジャミン・フランクリンさんが床の上に置いた100ドル札に 乗って いた』ならば
その場合は 存在のbe動詞第一文型SV としています。
013SVOO
S{
SUB
You
}
V{
Vp
went
}
M{
Pre
to
PreO{
N
school
}
}
M{
Pre
by
PreO{
N
bus
}
}
 
.

あなたはバスで学校に行きました。
★ 過去形の平叙文です
名詞“bus” は 前置詞“by” の意味上の目的語です。
名詞“school” は 前置詞“to” の意味上の目的語です。
修飾語(前置詞句/副詞句)“by bus” は 動詞“go” を修飾(説明/限定)しています。
修飾語(前置詞句/副詞句)“to school” は 動詞“go” を修飾(説明/限定)しています。
ですので「バスで行く」と「学校へ行く」という二つの文がひとつになったと解釈します。
※ 修飾語(副詞句)は位置を前後に移動しても文法的には OK で英文の意味も変わりませんが、一般的には例文の順番がベターです。
※ 修飾語(形容詞句/節)は直前の名詞(句)を修飾するため原則として名詞(句)の後ろから動すことは出来ません。

(参考)
S{ ~ } : 主語 になれるのは 名詞・代名詞・名詞句・名詞節 だけ です。
V{ ~ } : 述部動詞 になれるのは 動詞と動詞句(助動詞や副詞・前置詞の併用を含む) だけ です。
C{ ~ } : 補語 になれるのは 名詞・代名詞・名詞句・名詞節・形容詞・形容詞句・形容詞節 だけ です。
O{ ~ } : 目的語、または PreO{ ~ } : 前置詞の意味上の目的語 になれるのは 名詞・代名詞・名詞句・名詞節 だけ です。
M.AdjP{ ~ } : 修飾語(形容詞句)様態や状態を表し 直前の名詞(句)や補語を修飾(説明/限定) します。
M.AdjC{ ~ } : 修飾語(形容詞節)様態や状態を表し 直前の名詞(句)や補語を修飾(説明/限定) します。
M{ ~ } : 修飾語(副詞句/節)リアルな時、場所、程度、頻度を表し 動詞(句)を修飾(説明/限定) します。
( 前置詞の意味上の目的語の他に、不定詞・分詞・動名詞の意味上の目的語/補語/修飾語もこのサイトでは区別して表示しています )
( このサイトでは 修飾語(副詞句)は リアルな/現実の 時刻や場所、程度、頻度等を表す ものとしています。 )
014SVOO
S{
SUB
I
}
V{
A
am
Ving
getting
Adv
up
}
M{
Pre
at
PreO{
Adj
six
Adv
o’clock
}
}
M{
N
tomorrow
N
morning
}
 
.

明日は6時に起きます。
“get up” は慣用句(自動詞句)で「起きる、立ち上がる、登る、(突風・あらしなどが)起こる」などの意味です。
この例文は現在進行形ですが「今していること」ではなく 近い未来の予定 を表現しています。
副詞句“tomorrow morning” の 名詞“tomorrow” は形容詞的用法で 名詞“morning” を修飾(説明/限定)しています。
修飾語(副詞句)“tomorrow morning” は 動詞(句)“am getting up” を修飾(説明/限定)しています。
修飾語(副詞句)“at six o’clock” は 動詞(句)“am getting up” を修飾(説明/限定)しています。

この文には(動詞(句)を修飾する)副詞句が2つあるので、主語述部動詞の「私は起きる」と副詞句+動詞の「6時に起きる」、「明日の朝に起きる」の3つの意味がひとつになっていると考えます。
日本語の場合は原則として 修飾語 は 被修飾語 の前ならどこに置いても良いとされていますので、
「私は6時に、明日の朝は起きるでしょう」(いつもは違うけれど、というような状況で)、
「明日の朝、私が6時に起きますよ」(朝食の準備をするために、というような状況で)、
「6時に、明日の朝は私は起きますね」(寝坊しないというような意思表示などで) という感じで、それぞれの状況で適切な翻訳を選びます。
015SVOO
 
1.
S{
SUB
I
}
V{
A
am going to
Vr
get
}
OI{
OBJ
us
}
OD{
IND
a
N
room
}
M.AdjP{
Pre
for
PreO{
DET
the
N
party
}
}
 
.

 
2.
S{
SUB
I
}
V{
A
am going to
Vr
get
}
OI{
OBJ
us
}
OD{
IND
a
N
room
}
    
M{
Pre
for
PreO{
DET
the
N
party
}
}
 
.

1. 私が  パーティーの部屋  を確保します。(“for the party” は形容詞句)
2. 私が部屋を  パーティーのために確保します 。(“for the party” は副詞句)
★ 他動詞“get” + OI + OD は「( S が) OI (のため)に OD を取って来る、OD を手に入れる」などの意味です。

(参考)
“for the party” を形容詞句と取るか、副詞句ととるかで、意味が変わってくることに注意してください。
形容詞句 はその前に 名詞(句) を置くという決まりがありますが、副詞句 はどこでも置いても良いとなっているため、
このような曖昧な解釈のできる英文になっています。
このサイトでは「参考元の訳」を元に、形容詞句 か 副詞句 かを決めていますので予めご留意ください。
 

英単語の品詞種別と5文型のサンプル例文

英単語の品詞種別について

 
サンプルとして “write” という英単語の品詞種別を紹介します。
 
 
品詞種類
Spell
Mark
意味
動詞原形
write
Vr
書く ( 助動詞に続く場合や不定詞の時に Vr としています )
動詞現在形
Vpr
書く、執筆する、作曲する、~に手紙を出す、(文書など)を作成する、など
動詞過去形
wrote
Vp
書いた、執筆した、作曲した、手紙を出した、作成した、など
動詞三単現
writes
Vs
書く、など
to不定詞
to write
InfT
名詞的用法『書くこと』、形容詞的用法『~するための・~すべき』、副詞的用法『~ために・~して』
名詞的用法の不定詞は動名詞とほぼ同じ(置き換えが出来)ます。
原形不定詞
write
InfR
名詞
N
書き込み処理   (※後に説明記載あり)
writing
書き物 《手紙・原稿・書類など》, (書いた)作品 (on, about); 書いて[印刷して]あることば, 文字。
動名詞
Ger
『書くこと』(名詞的な役割を果たします)
動名詞構文を作り(導き)、主語、補語、目的語、前置詞等の目的語に出来ます。
現在分詞
Ving
『書いている ~ 』(形容詞的な役割を果たします)
分詞構文を作り、主節を修飾する副詞句を作り(導き)ます。
過去分詞
written
Vpp
『書いた ~ 』(形容詞的な役割を果たします)
分詞構文を作り、主節を修飾する副詞句を作り(導き)ます。
形容詞
Adj
書いた,、筆記の、書面の、書き物に用いられる、書き言葉の (名詞や代名詞を修飾します)
 

五文型の種類

 
五文型の種類と動詞種別についての簡単な説明です。
 
第一文型(SV)
完全自動詞
I write.
私は書いています。
第二文型(SVC)
不完全自動詞
This pen writes well.
このペンは良く書けます。
第三文型(SVO)
完全他動詞
I wrote a letter.
私は手紙を書きました。
第四文型(SVOO)
I wrote him a letter.
私は彼に手紙を書きました。
第五文型(SVOC)
不完全他動詞
She writes herself “Ellie”.
彼女は「エリー」だと自称しています。
 
(参考)
助動詞の後に続くのは動詞の原形ではなく 原形不定詞 ですが、このサイトでは動詞原形 Vr と記載しています。

(参考)
名詞の “write” は比較的新しい区分なのかも知れません。
日本の英和辞書には“write”に名詞の区分が無く、Wiktionary には以下の例文とともに名詞として記載されていました。
“How many writes per second can this hard disk handle?”
“writes” は動詞の三単元ではなく名詞の複数形です。ハードディスクのような記録媒体が無ければ生まれなかった名詞かも知れません。
 
016SVCO
C{
AdvINT
How
Adj
many
N
writes
}
M.AdjP{
Pre
per
PreO{
N
second
}
}
V{
A
can
}
S{
DET
this
N
hard disk
}
V{
Vr
handle
}
 
?

このハードディスクは、1秒あたり何回の書き込みを処理できますか?
“How” は疑問副詞で、直後の形容詞 “many” を修飾しています。
自動詞“handle” は「扱う、処理する」などの意味です。
前置詞“per” + PreO は「 (一定の時間や数量) PreO ごとに、PreO につき」などの意味です。
形容詞“many” は「多くの、多数の、たくさんの、(数えられる 何か が多いことを示す)」などの意味です。
(複数形の)名詞“writes” は「書き込むこと」などの意味です。
形容詞 “many” は 名詞“writes” を修飾(説明/限定)しています。

(参考)
“per” は技術・商業英語で、 一般には “per” の代わりに “a” を使います。
“per” の後に続く単数名詞には冠詞を付けません。
“per week” で「 1 週間につき」の意味です。
017SVCO
S{
DET
This
N
hard disk
}
V{
A
can
Vr
handle
}
C{
Adj
20,000-30,000
N
writes
}
M.AdjP{
Pre
per
N
second
}
 
.

このハードディスクは毎秒20,000-30,000の書き込みを処理できます。
★ 文型判定用に平叙文に戻した場合の例です。
“20,000-30,000” は「形容詞句」ではなく「形容詞」(ひとつの単語・複合形容詞) で直後の名詞 “writes” を修飾(説明/限定)しています。
 

五文型の違いの目安

018SVOO
S{
SUB
I
}
V{
Vpr
write
}
 
.

私は書いています。
“write”は自動詞の現在形(動詞原形や原形不定詞では無く)です。
自動詞“write” は「文章を書く、(書物などで)述べる、手紙を書く、便りをする、(ペンなどが)書ける」などの意味です。
第一文型で使う動詞は「完全自動詞」と呼ばれます。
この英文の動詞“write” は完全自動詞として使われています。

(参考) この文は現在形のため頻度を表す副詞が無くとも聞き手はそれを『習慣にしている』と受け取ります。
019SVCO
S{
Adj
This
N
pen
}
V{
Vs
writes
}
C{
Adj
well
}
 
.

このペンは良く書けます。
“This” は 指示形容詞 で 限定詞(指示代名詞やその他では無く)です。“well” は 形容詞 (副詞では無く)です。
第二文型で使う動詞は補語 C を必要とするため「不完全自動詞」と呼ばれます。
この英文の動詞“write” は不完全自動詞として使われています。
020SVOO
S{
SUB
I
}
V{
Vp
wrote
}
O{
NP{
IND
a
N
letter
}
}
 
.

私は手紙を書きました。
★ 第三文型で使う動詞は補語 C を必要としないため「完全他動詞」と呼ばれます。
この英文の動詞“write” は完全他動詞として使われています。
“a letter” は名詞句で目的語です。目的語になれるのは 名詞・代名詞・名詞句・名詞節 のみです。
021SVOO
S{
SUB
I
}
V{
Vp
wrote
}
OI{
OBJ
him
}
OD{
IND
a
N
letter
}
 
.

私は彼に手紙を書きました。
★ 第四文型で使われる動詞は補語 C を必要としないため完全他動詞であり授与動詞とも呼ばれます。
他動詞“write” + OI + OD は「 OIOD を書く」の意味です。
この英文の動詞“write” は完全他動詞、そして授与動詞として使われています。
S(私)は OI(彼)に OD(手紙)を V(書きま) した」となります。
※ 第四文型は第三文型に置き換えることが出来ます。
“(S)I (V)wrote (OD)a letter (M)to him (OI)by me”
→ 第三文型に置き換えても日本語訳は第四文型と同じままです(どちらの文型を使うべきかは状況に依存します)。
022SVOC
S{
SUB
She
}
V{
Vs
writes
}
O{
ProREF
herself
}
C{
N
“Ellie”
}
 
.

彼女は「エリー」だと自称しています。
★ 第五文型で使う動詞は 補語C を必要とするため「不完全他動詞」と呼ばれます。
他動詞“write” + O + C は「 OC と書く、C と述べる、C と知らせる」などの意味です。
この英文の動詞“write” は不完全他動詞として使われています。
023SVOO
S{
SUB
I
}
V{
Vpr
received
}
O{
IND
a
NP{
Adj
written
N
application
}
}
M.AdjP{
Pre
for
PreO{
N
approval
}
}
M{
Pre
from
PreO{
OBJ
him
}
}
 
.

私は彼から承認申請書を受け取った。
★ ここでは “written” は 形容詞 で直後の 名詞“application” を修飾(説明)しています。
不定冠詞(そして限定詞)“a” は 名詞句“written application” を修飾(説明)しています。
修飾語(前置詞句/形容詞句)“for approval” は 補語(名詞句)“a written application” を修飾(説明)しています。
修飾語(前置詞句/副詞句)“from him” は 動詞“received” を修飾(説明)しています。
024SVOO
S{
SUB
I
}
V{
Vpr
have
}
O{
IND
a
N
letter
}
M.AdjP{
Vpp
written
VppM{
Pre
in
PreO{
N
English
}
}
}
 
.

私は英語で書かれた手紙を持っている。
★ (自動詞の)過去分詞“written” は「書かれた」などの意味です。
副詞句(前置詞句)“in English” は 過去分詞“written” の意味的な目的語です。
修飾語(過去分詞句/形容詞句)“written in English” は 名詞句“a letter” を修飾(説明)しています。
025SVOO
S{
SUB
I
}
V{
Vpr
have
}
O{
IND
a
N
letter
}
M.AdjP{
Vpp
written
VppO{
Pre
by
PreO{
DET
the
N
British
}
}
}
 
.

私は英国人によって書かれた手紙を持っている。
★ 上の例文を「英語で」ではなく「英国人によって」に変更したパターンです。
026SVOO
S{
SUB
I
}
V{
A
did
ProIND
nothing
Adv
but
InfR
write
}
O{
DET
the
N
report
}
M{
Pre
from
PreO{
N
morning
}
}
M{
Pre
to
PreO{
N
night
}
}
 
.

私は一日中報告書を書いてばかりいた。
★ ここでは “write”は原形不定詞として使われています。
“do nothing but” + Vr + O は慣用句で「 OVr するだけだ、Vr してばかりいる」などの意味です。
027SVOO
S{
SUB
I
}
V{
A
am
Ving
writing
}
O{
DET
the
N
menu
}
 
.

私は今メニューを書いています。
★ 現在分詞“writing” を使用した現在進行形の例文です。
現在進行形は 「 Ving している 」などという意味です。
028SVCO
S{
POS
My
N
hobby
}
V{
Vs
is
}
C{
Ger
writing
GerO{
N
novels
}
}
 
.

私の趣味は、小説を書くことです。
★ 動名詞“writing” の例文です。
(他動詞の)動名詞“writing” + GerO は「 GerO を書くこと」などの意味です。
名詞“novels” はここでは「小説」などの意味で、動名詞“writing” の意味上の目的語です。
029SVCO
S{
POS
My
N
hobby
}
V{
Vs
is
}
C{
InfT{
TM
to
Vr
write
}
InfO{
N
novels
}
}
 
.

私の趣味は、小説を書くことです。
★ to不定詞 “to write” の例文です。ここでは上の例文の動名詞を to不定詞に置き換えています。
(他動詞の)to 不定詞“to write” + InfO は「 InfO を書くこと(名詞的用法)、InfO を書くための(形容詞的用法)、InfO を書くために/を書いて(副詞的用法)」などの意味です。
030SVOO
SAV{
SUB+A
I’m
Ving
writing
}
O{
N
writings
}
 
.

私は書き物を書いています。
★ 現在進行形の “be writng” と名詞(書き物の複数形) “writings” の例文です。
書き物が一冊の場合には “a writing”“the writing” とします。複数形の場合は本来は “some” などの限定詞(形容詞)をつけて“some writings”とします。
031SVOO
S{
SUB
Miss. Writing
}
V{
A
had not
A
been
Ving
writing
}
OI{
OBJ
Mrs. writing
}
OD{
IND
a
N
writing
}
 
.

ミス・ライティングさんはミセス・ライティングさんに書き物を書いていませんでした。
★ 英文として正文と言えるかどうかは置いておき、過去完了進行形の例文になります。
032SVOO
S{
SUB
Writings
}
V{
Vs
writings
}
OI{
OBJ
Writings
}
OD{
N
writings
}
 
.

ライティングさんはライティングさんに書き物を書きました。
★ こちらも正文かどうかはさておき、習慣的な「敬称を使わない」パターンの場合の例文です。

The first sentence pattern / 第一文型

033SVOO
S{
SUB
She
}
V{
Vp
smiled
}
 
.

彼女は微笑んだ。
★ 自動詞“smile” は「微笑する、にっこりする、(声を出さないで)笑う」などの意味です。
034SVOO
S{
SUB
Mary
}
V{
Vs
is
}
M{
Adv
here
}
 
.

メアリーはここにいる。
★ 副詞“here” は 自動詞(be動詞)“is” を修飾しています。
この例文の 自動詞“is”存在のbe動詞 と呼ばれます。
(もうひとつは第二文型で使われる 状態のbe動詞 / 連結動詞 です。)
 

The second sentence pattern / 第二文型

035SVCO
S{
SUB
He
}
V{
Vp
became
}
C{
IND
a
N
pianist
}
 
.

彼はピアニストになった。。
★ 第二文型の自動詞“become” + C は「 C になる、C の状態になる、C に変わる」などの意味です。
補語“a pianist” は 主語“he” を叙述的に修飾(説明)しています。
この例文の 自動詞“became”連結動詞 と呼ばれます。
(他の文型では動詞は主語の「動作」を表します。第二文型でのみ主語の「様態」を表します)
036SVCO
S{
POS
My
N
hobby
}
V{
Vs
is
}
C{
InfT{
TM
to
Vr
collect
}
InfO{
Adj
foreign
N
stamps
}
}
 
.

外国の切手を集めるのが趣味だ。(外国の切手を集めることが私の趣味です)
★ この例文の 自動詞“is”状態のbe動詞 / 連結動詞 と呼ばれます。
補語“to collect foreign stamps” は 主語“he” を修飾(説明)しています。
(他動詞の)to不定詞“to collect” + InfO は「 InfO を集めること」などの意味です。
037SVCO
S{
SUB
John
}
V{
Vs
is
}
C{
Adv
very
Adj
fond of
N
cats
}
 
.

ジョンは猫が大好きだ。
★ この例文の 自動詞“is”状態のbe動詞 / 連結動詞 と呼ばれます。
補語“very fond of cats” は 主語“John” を修飾(説明)しています。
成句(形容詞句)“fond of” + NN が好きだ」の意味です。
 

The third sentence pattern / 第三文型

038SVOO
S{
SUB
She
}
V{
Vs
likes
}
O{
N
music
}
 
.

彼女は音楽が好きだ。
★ 他動詞“like” + O は「 O が好きだ、O を好む、O が欲しい(と思う)、O を望む」などの意味です。
039SVOO
S{
SUB
He
}
V{
Vp
put
}
O{
DET
the
N
key
}
M{
Pre
in
PreO{
POS
his
N
pocket
}
}
 
.

彼はポケットに鍵を入れた。
★ 他動詞句“put” + O は「 O を(ある場所・位置に)置く、O を入れる、O をつける」などの意味です。
代名詞(所有格)“his” はここでは限定詞であり形容詞で、名詞“pocket” を修飾(説明/限定)しています。
 

The fourth sentence pattern / 第四文型

040SVOO
S{
SUB
Bill
}
V{
Vp
gave
}
OI{
OBJ
her
}
OD{
IND
a
N
book
}
 
.

ビルは彼女に本を与えた。
★ 他動詞“give” + OI + OD は「(ただで) OIOD を与える、OD をくれる、OD を贈る、(名誉・権利など) OD を授ける、OD を供給する」などの意味です。
第四文型では動詞の後に目的語が二つ並び、訳し方もそれぞれの動詞で変わってきます。
一つ目が間接目的語(Indirect object)で二つ目が直接目的語(Direct object)です。
041SVOO
S{
SUB
Mother
}
V{
Vp
bought
}
OI{
OBJ
me
}
OD{
IND
a
NP{
Adj
new
N
bicycle
}
}
 
.

母は私に自転車を買ってくれた。
★ 他動詞“buy” + OI + OD は「 OIOD を買ってやる」などの意味です。
形容詞“new” は直後の 名詞“bicycle” を修飾(説明/限定)しています。
“a” は不定冠詞(かつ形容詞かつ限定詞)で直後の 名詞句“new bicycle” を修飾(説明/限定)しています。
このように形容詞が続く場合は、後ろから順に修飾していきます。先頭が限定詞となり、最後に名詞(句)が置かれます。
 

The fifth sentence pattern / 第五文型

042SVOC
S{
SUB
We
}
V{
Vp
called
}
O{
OBJ
him
}
C{
N
Thomas
}
M{
Pre
after
PreO{
POS
his
N
grandfather
}
}
 
.

祖父に因んで、彼をトーマスと名付けた。
★ 他動詞“call” + O + C は「 OC という名で呼ぶ、C と名づける、C と称する」などの意味です。
第五文型では動詞の後に目的語、補語が並び、訳し方もそれぞれの動詞で変わってきます。
修飾語(前置詞句/副詞句)“after his grandfather” は 他動詞“call” を修飾(説明/限定)しています。
前置詞“after” はこの例文では「 ~(の名)にちなんで」の意味です。
043SVOC
S{
DET
The
N
police
}
V{
Vp
forced
}
O{
OBJ
John
}
C{
InfT{
TM
to
Vr
confess
}
}
 
.

警察は無理矢理ジョンに自白させた。
★ 他動詞“force” + O + C は「 OC することを強制する( C は to不定詞)」などの意味です。
(自動詞の)to不定詞“to confess” は、ここでは「自白すること、告白すること、認めること」などの意味です。
直訳すると、「 (S)警察は (O)ジョンに (C)自白することを (V)強制した」となります。
044SVOC
S{
SUB
I
}
V{
Vs
want
}
O{
OBJ
him
}
C{
InfT{
TM
to
Vr
come
}
}
 
.

彼に来てほしい。
★ 他動詞“want” + O + C は「OC することを望む。C であってほしいと思う( C は to不定詞)」などの意味です。
(自動詞の)to不定詞“to come” は、ここでは「(話し手の方へ)来ること、(こちらへ)やって来ること」などの意味です。
直訳すると、「 (S)私は (O)彼が (C)(こちらへ)やって来ることを (V)望む」となります。
045SVOC
S{
SUB
I
}
V{
Vp
found
}
O{
DET
this
N
book
}
C{
Adj
interesting
}
 
.

この本は面白いのが分かった。
★ 他動詞“find” + O + C は「(経験して) OC だと知る、C だとわかる、C だと悟る ( C は 形容詞)」などの意味です。
形容詞“interesting” は「興味のある、おもしろい、おかしな、奇妙な」などの意味です。
046SVOC
S{
SUB
I
}
V{
Vp
found
}
O{
DET
this
N
book
}
C{
Adj
easy
}
 
.

その本は(読んでみて)易しいとわかった。
★ 形容詞“easy” は「易しい、簡単な、容易な」などの意味です。
047SVOO
S{
SUB
I
}
V{
Vp
found
}
O{
DET
this
N
book
}
M{
Adv
easily
}
 
.

その本はすぐに見つかった。
★ こちらは第三文型で前の例文との違いは 形容詞“easy” が 副詞“easily” となっていることです。
他動詞“find” + O は「 O を捜し出す、O をふと見つける、O に(たまたま)会う、O を見つけ出す、O と知る」などの意味です。
修飾語(副詞)“easily” は 動詞“find” を修飾(説明/限定)し「容易に見つかった」という意味になります。
048SVOC
S{
SUB
I
}
V{
Vp
made
}
O{
OBJ
him
}
C{
InfR{
Vr
go
}
}
M{
Pre
against
PreO{
POS
his
N
will
}
}
 
.

私は彼の意志に反して(彼を)行かせた。
★ 他動詞“make” + O + C は「 OC をさせる( C は 原形不定詞)」などの意味です。
名詞“will” は「意志、意欲、意図、遺言状、望み、気持ち」などの意味です。
名詞句“his will” は「彼の意思」の意味という意味で、前置詞“against” の意味上の目的語です。
前置詞“against” は「~に反対して、~を背景として、~を防いで」の意味です。
自動詞“go” は「行く、進む、去る、到達する」などの意味です。
修飾語(前置詞句/副詞句)“against his will” は 他動詞“make” を修飾(説明)しています。
この英文の訳し方の基本は、SVOCSVM の二つの文章がひとつになったと考えます。
つまり「私は彼を行かせた」と「私は彼の意に反することをした」という文をひとつにします。
049SVOC
S{
POS
His
N
words
}
V{
Vp
made
}
O{
OBJ
her
}
C{
Adj
angry
}
 
.

彼の言葉で彼女は(思わず)カッとなった。
★ 他動詞“make” + O + C は「 OC にする、C に選ぶ( C は 形容詞)」などの意味です。
形容詞“angry” は「怒った、腹を立てた」などの意味です。
050SVOC
S{
SUB
I
}
V{
Vp
advised
}
O{
OBJ
Mary
}
C{
InfT{
TM
to
Vr
wait
}
}
 
.

私はメアリーに待つこと、と忠告した。
★ 他動詞“advise” + O + C は「 OC することを勧告する、C を助言する、C することを忠告する ( C は to不定詞)」などの意味です。
(自動詞の)to不定詞“wait” は「待つこと」などの意味です。

発音の勉強には以下の三冊がお勧めです。
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発音記号に沿って説明しています。付属の DVD がとてもわかりやすいです。
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英語の発音は日本語とは全く違っています。そもそも口の形や舌の位置など日本語では全く使わない筋肉をつかうような感じです。まずは何が自分に出来ないのかを知るためにもお勧めの一冊です。
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エクササイズと同じように発音学習の本なのですが、こちらでは、音楽CD がついていて繰り返し練習しやすいように工夫されています。同じ英文をただ繰り返すのが苦手な人はぜひこちらを手に取ってください!