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2018/12/31 | B-20 : 五文型のおさらい |
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2018/12/26 | B-18 : §270-仮定法を含む慣用表現 - 1 |
B-05 : There
V{ Vpr Sit } M{ Adv there } . そこに座りなさい。
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1. IS{ M.AdvINT When V{ A will } S{ SUB you } V{ Vr go } M{ Adv there } M{ (omit) } } ? 2. S{ SUB You } V{ A will Vr go } M{ Adv there } M{ Pre at PreO{ N two } } . 1. あなたは いつ そこへ行く つもり なのか?
2. 私は2時に其処に行く積もりです。 ★ (考察) 例文 1. の when が疑問代名詞でも関係代名詞でも関係副詞でも、ましてや従属接続詞でも無い理由は? 従属接続詞では無い理由として、"when" + SV の形にはなっていないことです。 ですが、間接疑問文は "when" + SV の形になります。ここでは、従属接続詞は「従節」を作る、つまり節が二つ無いのでこの例文の when は従属接続詞ではないという言い方も出来ると思います。 関係代名詞でも関係副詞でも無い理由は「先行詞が無いから」という一点に尽きます。そして、関係詞節は形容詞節を作り先行詞や主節を修飾しますし、あるいは同格節をつくり同格語の説明を追加したりしますが、こちらも修飾する相手か説明をする相手が必要になります。そしてこの例文ではそれらはありません。(以降省略)(参考) 今日(2018/11/28)より、文型マーカーとして (IS){ ~ } を追加しました。 これで「疑問詞よって導かれる疑問文」という説明に準じた記載になります(どうして三年間もこれに気付かなかったのでしょう?)。 この例文の when が疑問代名詞ではなく、疑問副詞である理由として、例文 1. の一番最後の (omit) に注目して下さい。 疑問詞は、平叙文(肯定文)のときに書かれている 問い合わせたい語句 を疑問副詞に変えて先頭に移動します。 ここでは「時間」を問うわけですが、英語では時間を表す場合 at 時間 のように書き表します。 疑問副詞はこの前置詞 at を意味的に含んでいますが、疑問代名詞は前置を含みません。 例えば "When will you go there at?" という文であれば、この when は疑問代名詞ということになるわけです。 |
SV{ SUB+A We'll Vr get } M{ Adv there } M{ Pre before PreO{ N dark } } . そこへは暗くなる前に着くでしょう。
★ この例文では、修飾語M{ ~ } がふたつ並んでいます(副詞と副詞句になります)。 修飾語は動詞(ここでは get) を修飾しますので、この例文では (1) "get there" 「そこに着く」 (2) "get before dark" 「暗くなる前に着く」 という二つの文がひとつになっていると考えます。 日本語では 修飾語は被修飾語(ここでは述語動詞)の前にあれば どこに置いても良いことになっていますので、 (1)→(2) で「そこに暗くなる前に着く」でも (2)→(1) で「暗くなる前にそこに着く」でもどちらの翻訳でも正解となります。 ※ 同じ重みの 副詞や副詞節 が複数並んでいる場合は、このような手順で良さそうです。 慣用句や言い回しなどで、伴った節/副詞/形容詞等を決まった順番に解釈していかなくてはいけないパターンもあり、この場合はそれぞれのルールを覚える必要がありますので、こちらも注意してください。 |
B-06 : English-Thai-Japanese
MC{ S{ SUB He } V{ Vp went } O{ Pre to N bed } } SC.M{ ConSUB even though S2{ SUB he } V2{ A had not Vpp taken } O2{ IND a N shower } } . MC{ S{ SUB เขา } V+O{ Vr นอน } } SC.M{ ConSUB ทั้งๆที ยัง S2{ SUB ( เขา ) } V2{ A ไม่ได้ Vr อาบ } O2{ N น้ำ } } SC.M{ S2{ SUB ( 彼は ) } O2{ N シャワー } V2{ Vp を浴び A ずに } } MC{ S{ SUB 彼は } O{ PreO{ N ベッド } Pre に } V{ Vp 行きました } } 。 ★ 一般的な日本語訳は「彼はシャワーを浴びずに寝ました」になります。
従属接続詞(句)"even though" + SVは成句で「SVであるのに、SVではあるが」などの意味です。 ( 辞書的には"even"は副詞、"though"は従属接続詞です) タイ文では"นอน"「寝る」を 動詞+目的語V + Oとしています。実際には動詞のみなのですが、ここでは英文と対比しやすいという理由でこのように記載しています。 それぞれの単語はそれぞれの文型種別を見ることで、どの英単語がどのタイ語や日本語になっているかを確認できると思います。 (参考) 薄いグレーの文字色で括弧に括られている( ~ )は、常に省略されていることを示します。 ( เขา )や( 彼は )などのように、対比をわかりやすくするために記載しています。 |
S{ SUB I } V{ A will Vr eat } ( O{ N meal } ) M{ Pre before PreO{ Ger taking GerO{ N medicine } } } . M{ Pre ก่อน PreO{ Ger กิน GerO ยา } } S{ SUB ฉัน } V{ A จะ Vr กิน } O{ N ข้าว } S{ SUB 私は } M{ GerO{ N 薬 } Ger を飲む Pre 前に } ( O{ N ごはん } V{ A+Vr を )食べます } 。 ★ 自動詞"eat"は「食べる、食事をする、(副詞(句)を伴って)破壊する」などの意味です。
他動詞"eat" + Oは「Oを食べる、Oを吸う/飲む、(人)Oを(物事が)悩ませる/いらいらさせる」などの意味です。 自動詞には「てにおは」が無く、他動詞にはそれがあることに注意してください。 この例文では、"meal"が無ければ、"eat"は自動詞、"meal"があれば他動詞になり、翻訳もそれに即して変わってきます。 |
S{ SUB I } V{ Vpr am } C{ N Thai } . S{ SUB ฉัน } V{ Vr เป็น } C{ N คน Adj ไทย } S{ SUB 私は } C{ N タイ人 } V{ Vp です } 。 |
B-04 : 副詞節を導く従属接続詞
1. MC{ S{ SUB She } V{ Vs feels } C{ Adj blue } } SC.M{ ConSUB when S2{ SUB it } V2{ Vs rains } } 2. SC.M{ ConSUB When S2{ SUB it } V2{ Vs rains } } , MC{ S{ SUB she } V{ Vs feels } C{ Adj blue } } . 1. 彼女は、雨が降ると憂鬱になる。 [*1]
2. 彼女は、雨が降ると憂鬱になる。(修飾語を前に持ってきた例文) ★ 修飾語(従属接続詞節/副詞節)を導く 従属接続詞when の例文です。 日本語訳をする際の基本は、最初に主語、修飾語(副詞句/節)、最後に述語(句) の順番に訳を置いていきます。 修飾語(M){ ~ } は (直前の語句ではなく) 述語動詞(V){ ~ } を修飾します。 従属節(SC.M){ ~ } は 主節(MC){ ~ } を修飾します。 |
MC{ S{ SUB I } V{ A had } M{ Adv hardly } V{ Vp checked } M{ Pre in PreO{ Pre at PreO{ DET the N hotel } } } } SC.M{ ConSUB when S2{ SUB he } V2{ Vp called } O2{ OBJ me } } . ホテルにチェックインするとすぐに、彼から電話がかかってきた。 [*1]
★ 修飾語(従属接続詞節/副詞節)を導く 従属接続詞when の例文です。 "hardly" + V1 ~ "when" + V2 は慣用句で「V1 するとすぐに V2 した」という意味です。 (参考: 英語喫茶 / hardly(scarcely) ~ when(before) 接続詞 ) |
MC{ S{ SUB He } V{ Adv always Vs speaks } M{ Pre to PreO{ OBJ me } } } SC.M{ ConSUB when S2{ SUB he } V2{ Vs meets } O2{ OBJ me } M2{ Pre on PreO{ DET the N street } } } . |
B-03 : 名詞節を導く従属接続詞
1. S{ ConSUB That S2{ SUB he } V2{ Vs is } Adj alive } V{ Vs is } C{ Adj certain } . 2. s{ SUB It } V{ Vs is } C{ Adj certain } S{ ConSUB ( that ) S2{ SUB he } V2{ Vs is } Adj alive } . 1. 彼が生きていることは確かだ。(主語が冗長になっているため普通は使われません) [*1]
2. 彼が生きていることは確かだ。(仮主語形式) ★ (平叙文と仮主語形式の) 主語(従属接続詞節/名詞節)を導く 従属接続詞that の例文です。 |
V{ Vs Is } s{ SUB it } C{ Adj true } S{ ConSUB ( that ) S2{ SUB he } V2{ A has Vpp returned } M2{ Adv home } } ? |
s{ SUB It } V{ Vp was } C{ Adj beyond doubt } S{ ConSUB ( that ) S2{ SUB he } V2{ Vp was } C2{ Pre in PreO{ OBJ error } } } . |
B-02 : 同格 – 語・句・節
S{ App.SUB We App.N Japanese } V{ Vpr live } M{ Pre on PreO{ N rice } } . |
S{ App.SUB John Steinbeck } , App-Clause{ NP{ IND a N writer } M2.AdjP{ Pre from PreO{ N } California } , V{ Vp won } O{ DET the N Nobel Prize } M.AdjP{ Pre for PreO{ N } literature } } . カリフォルニア出身の作家、ジョン・スタインベックはノーベル文学賞を受賞した。 [*1]
★ 同格語をカンマで区切って挿入した例です。 "a writer from California" は "John Steinbeck" の同格語です。 |
S{ App{ POS My N sister } App{ N Jane } } V{ Vs is } O{ Adj 27 N years Adj old } . |
B-01 : 関係副詞
S{ SUB Ben Franklin } V{ Vs is } C{ Pre on PreO{ IND a Adj 100-dollar N bill } } . ベンジャミン・フランクリンは100ドル札に載っています。
★ ここではお札に描かれている内容を論じているものとしています。 この場合の be動詞は状態のbe動詞 / 連結動詞 /Linking Verbなので、第二文型SVCになります。 補語"on the 100-dollar bill" は様態を表す 修飾語(前置詞句/形容詞句) で 主語"Ben Franklin" を修飾しています。 |
S{ SUB Ben Franklin } V{ Vs is } M{ Pre on PreO{ IND a Adj 100-dollar N bill } } . ベンジャミン・フランクリンは100ドル札に乗っています。
★英文自体は前の例文と全く同じですが、状況によっては 第二文型SVCではなく 第一文型SVになる例です。 『肉体を持つ実在のベンジャミン・フランクリンさんが床の上に置いた100ドル札に乗っていた』場合は 存在のbe動詞で第一文型SVとなります。 修飾語"on the 100-dollar bill" は、場所を表す 修飾語(前置詞句/副詞句) で 動詞"is" を修飾しています。 |
1. S{ ProDEM That } V{ Vs is } C{ IND a Adj tall N building } . 2' S2{ SUB I } V2{ Vp built } O2{ ProDEM that Adj tall N building } . 2. S2{ SUB I } V2{ Vp built } O2{ OBJ it } . 3. S{ ProDEM That } V{ Vs is } C{ ANTE{ IND a Adj tall N building } } M.AdjC{ O2.ProREL (which) S2{ SUB I } V2{ Vp built } O2{ ANTE } } . 4. S{ ProDEM That } V{ Vs is } C{ ANTE{ IND a Adj tall N building } } M.AdjC{ O2.ProREL (that ) S2{ SUB I } V2{ Vp built } O2{ ANTE } } . 1. あれは高いビルです。
2' (私があの高いビルを建てました。→ 私が建てた高いビル) 2. 私がそれを建てました。 3. あれは私が建てた高いビルです。 / あの高いビルは私が建てました。(関係代名詞whichを使った例文です) [*1] 4. あれは私が建てた高いビルです。 / あの高いビルは私が建てました。(関係代名詞thatを使った例文です) ★ "that tall building" は 補語(名詞句) ですので、関係代名詞 which や that が使えます。 "tall building" は関係代名詞"which"の先行詞を示します。 例文 3. 4. の末尾の (ANTE) は関係代名詞に変わる前の語句の元の位置を示します。 関係代名詞の括弧は省略できることを示しています。 (考察その1) 一般的には、ひとつのビルを指して「あれ(=that)を建設しました」や「それ(=a/the/this)を建設しました」という言い方をしますが、「そこ(=there)を建設しました」という言い方はあまりされないと思います。あるいは護岸工事などでなら「そこ(=there)」という言い方になるかもしれません。上の例文では、ビルを「そこ(=there)」とは言わないだろうという理由で 関係副詞"where" には置き換えないものとしています。 |