B-05 : There

05/12/2018Description

There 「~ がある、~がいる」

「そこに, そこで, そこへ, あそこに」などの意味の副詞の “there” と、
「~ がある、~がいる」という意味の副詞の “there” です。
※ この項は、「“there” を主語の位置に置く時には 品詞マーカーとして ProDEM(指示代名詞) や F-SUB(形式主語) とすべきか、または辞書どおりに Adv(副詞) とすべきかの考察/議論をするための叩き台用です。
 
このサイトの読み方については「始めに」をご覧ください。
暗記のチェック用に英文のみのページと日本語訳のみのページ、
発声練習用に発音記号付きページがありますので、こちらもどうぞ
(発音付きページの英単語はツールチップで簡単な説明も見れます)
 
 

副詞の there

以下、ルミナス英和辞典の英文(英単語名“there”の項目)を参照元としています。
このサイトでは there は 不定代名詞ProIND、形式主語F-SUB、そして副詞Adv などのように記載しています。

ルミナス英和辞典ではすべて 副詞Adv になっており、これが本来の品詞名ですので注意指定ください。
001SVOO
V{
Vpr
Sit
}
M{
Adv
there
}
.

そこに座りなさい。
002SVOO
1.
IS{
M.AdvINT
When
V{
A
will
}
S{
SUB
you
}
V{
Vr
go
}
M{
Adv
there
}
M{
(omit)
}
}
?

2.
S{
SUB
You
}
V{
A
will
Vr
go
}
M{
Adv
there
}
M{
Pre
at
PreO{
N
two
}
}
.

1. あなたは いつ そこへ行く つもり なのか?
2. 私は2時に其処に行く積もりです。
(考察) 例文 1.when が疑問代名詞でも関係代名詞でも関係副詞でも、ましてや従属接続詞でも無い理由は?
従属接続詞では無い理由として、“when” + SV の形にはなっていないことです。
ですが、間接疑問文は “when” + SV の形になります。ここでは、従属接続詞は「従節」を作る、つまり節が二つ無いのでこの例文の when は従属接続詞ではないという言い方も出来ると思います。
関係代名詞でも関係副詞でも無い理由は「先行詞が無いから」という一点に尽きます。そして、関係詞節は形容詞節を作り先行詞や主節を修飾しますし、あるいは同格節をつくり同格語の説明を追加したりしますが、こちらも修飾する相手か説明をする相手が必要になります。そしてこの例文ではそれらはありません。(以降省略)
(参考)
今日(2018/11/28)より、文型マーカーとして (IS){ ~ } を追加しました。
これで「疑問詞よって導かれる疑問文」という説明に準じた記載になります(どうして三年間もこれに気付かなかったのでしょう?)。
この例文の when が疑問代名詞ではなく、疑問副詞である理由として、例文 1. の一番最後の (omit) に注目して下さい。
疑問詞は、平叙文(肯定文)のときに書かれている 問い合わせたい語句 を疑問副詞に変えて先頭に移動します。
ここでは「時間」を問うわけですが、英語では時間を表す場合 at 時間 のように書き表します。
疑問副詞はこの前置詞 at を意味的に含んでいますが、疑問代名詞は前置を含みません。
例えば “When will you go there at?” という文であれば、この when は疑問代名詞ということになるわけです。
003SVOO
SV{
SUB+A
We’ll
Vr
get
}
M{
Adv
there
}
M{
Pre
before
PreO{
N
dark
}
}
.

そこへは暗くなる前に着くでしょう。
★ この例文では、修飾語M{ ~ } がふたつ並んでいます(副詞と副詞句になります)。
修飾語は動詞(ここでは get) を修飾しますので、この例文では
(1) “get there” 「そこに着く」
(2) “get before dark” 「暗くなる前に着く」
という二つの文がひとつになっていると考えます。
日本語では 修飾語は被修飾語(ここでは述語動詞)の前にあれば どこに置いても良いことになっていますので、
(1)→(2) で「そこに暗くなる前に着く」でも
(2)→(1) で「暗くなる前にそこに着く」でもどちらの翻訳でも正解となります。
※ 同じ重みの 副詞や副詞節 が複数並んでいる場合は、このような手順で良さそうです。
慣用句や言い回しなどで、伴った節/副詞/形容詞等を決まった順番に解釈していかなくてはいけないパターンもあり、この場合はそれぞれのルールを覚える必要がありますので、こちらも注意してください。
004SVCO
S{
ProIND
There
}
V{
Vp
was
}
C{
ProIND
nobody
}
M{
Adv
there
}
.

そこにはだれもいなかった。
005SVOO
V{
Vs
Is
}
S{
SUB
John
}
M{
Adv
there
}
?

もしもしジョンですか? (電話などで)
006SVOO
V{
Vpr
Are
}
S{
SUB
you
}
M{
Adv
there
}
,
M{
N
Tom
}
?

ちょっと、トムいるの?(隣の部屋などに向かって)
“Tom” は修飾語ではなく、同格語と記載すべき?
(そのような用法がどこかで見つかったときに再度検討のこと)
007SVOO
M{
Adv
There
}
S{
SUB
it
}
V{
Vs
is
}
:
M{
Pre
by
PreO{
DET
the
N
window
}
}
.

ほらあそこにある, 窓のそばに。
008SVOO
M{
Adv
There
}
S{
SUB
he
}
V{
Vs
goes
}
!

ほら彼があそこを行く。
009SVOO
M{
Adv
There
}
V{
Vs
goes
}
S{
DET
the
N
whistle
}
!

ほらホイッスルが鳴ったよ。
★ 主語が、代名詞(“he”など)ではなく 名詞(ここでは“the whistle”)のときは 動詞+主語 の語順となります。
010SVOO
1.
sV{
F-SUB+Vs
There’s
}
S{
DET
the
N
school bell
}
M.AdjP{
Adj
ringing
}
.
S{
SUB
We
}
V{
A
have
}
O{
InfT{
TM
to
Vr
run
}
}
.

2.
sV{
F-SUB+Vs
There’s
}
S{
DET
the
N
school bell
}
M.AdjP{
Adj
ringing
}
.
S{
SUB
We
}
V{
A
have to
Vr
run
}
.

1. ほら学校の鐘が鳴っている. 走らなきゃ。
2. ほら学校の鐘が鳴っている. 走らなきゃ。(“have to” 別タイプの表示テスト)
★ 前に出ている “There was nobody”SVC と書いていて、こちらは、仮主語/形式主語の SV になってます。
“there” + be は、いわゆるthere is 構文 として揃えた方が良いかもしれません。
“ringing” は形容詞(もしくは現在分詞の形容詞用法)で名詞“the school bell” を後置修飾しています。
形容詞の 後置修飾(=後位用法,叙述用法) は一時的な意味を表します。(通常の 前置修飾では永続的な意味を表します)
“have to run”“have to” は「しなければならない」の意味で、一般には助動詞と説明されます。
011SVCO
S{
DET
The
N
man
}
M.AdjP{
Adv
there
}
V{
Vs
is
}
C{
POS
my
N
uncle
}
.

あそこの男の人は私のおじだ。
★ 副詞“there” を名詞の直後に置いて名詞を修飾する用法です。
012SVOO
1.
V{
Vpr
Turn
}
M{
Pre
at
PreO{
DET
that
N
corner
}
}
M.AdjP{
Adv
there
}
.

2.
V{
Vpr
Turn
}
O{
DET
that
N
corner
}
M.AdjP{
Adv
there
}
.

1. あそこの角を曲がって下さい。
2. あそこの角を回して下さい。(SVO第三文型)
★ 例文 2. のように、前置詞(ここでは“at”) を省くと SVO第三文型 になります。
上のように訳していますが、weblio の用例を見てみたところ『あそこの角を曲がって下さい』という意味でも使われているようです・・・。
013SVOO
M{
Adv
There
}
S{
SUB
I
}
V{
A
can’t
Vr
agree
}
M{
Pre
with
PreO{
OBJ
you
}
}
.

その点では私はあなたに同意できない。
014SVOO
MC{
S{
SUB
He
}
V{
Vp
read
}
O{
DET
the
Adj
first
N
chapter
}
}
,
App-Clause{
ConCOO
and
M{
Adv
there
}
S{
SUB
he
}
V{
Vp
stopped
}
}
.

彼は最初の章を読んだ、そしてそこでやめた。
” , and” のように、等位接続詞の前にカンマを置くと 継続用法(非制限用法) になります。
App-Clause{ ~ }“and” が導く同格節を示します。ここでは 主節MC{ ~ } と同格の関係にあります。
継続用法ですので、カンマ以前の英文を訳した後、カンマの後の英文を訳すというように順番に見ていけば OK です。
015SVOO
S{
SUB
They
}
V{
Vpr
live
}
M{
Pre
near
PreO{
Adv
there
}
}
.

彼らはそこの近くに住んでいる。
“there” が前置詞の目的語として 名詞的に使われています。
016SVOO
S{
SUB
He
}
V{
Vp
left
}
O{
Adv
there
}
M{
IND
an
N
hour
Adv
ago
}
.

彼は 1 時間前にそこを発った。
“there” が目的語として 名詞的に使われています。
017SVOC
S{
SUB
I
}
V{
A
could
Vr
imagine
}
O{
Adj
beautiful
N
housing
}
C{
Ving
going up
VingM{
Pre
along
PreO{
Adv
there
}
}
VingM{
Pre
without
PreO{
Ving2
tearing down
VingO2{
Adj
another
N
tree
}
}
}
}
.

C{
VingM{
PreO{
VingO2{
Adj+N
木々
}
Ving2
を切り倒す
}
Pre
ことなく
}
VingM{
PreO{
Adv
そこに
}
Pre
沿って
}
Ving
建てられる
}
O{
Adj
美しい
N
}
V{
A+Vr
}
S{
SUB
私は
}
V{
A+Vr
想像することが出来ます
}

I could imagine beautiful housing going up along there without tearing down another tree .
私には美しい住宅が木々を切り倒すことなく、そこに並んで建てられる様を想像できます。
018SVOO
S{
SUB
We
}
V{
Vp
returned
}
M{
Pre
from
PreO{
Adv
there
}
}
.

私たちはそこから引き返した。
★ 辞書的には “from there” で ひとつの副詞(句) としても良いとのこと。
019SVOO
V{
A
Do
}
S{
SUB
you
}
V{
Vr
see
}
O{
DET
the
Adj
white
N
building
}
M{
Pre
over
PreO{
Adv
there
}
}
?

向こうのあの白い建物が見えますか?
★ 辞書的には “over there” で ひとつの副詞(句) としても良いとのこと。
020SVOO
1.
s{
F-SUB
There
}
V{
Vs
is
}
S{
IND
a
N
book
}
M{
Pre
on
PreO{
DET
the
N
desk
}
}
.

2.
s{
F-SUB
There
}
V{
Vs
is
}
S{
IND
a
N
book
}
M.AdjP{
Pre
on
PreO{
DET
the
N
desk
}
}
.

1. 机の上に 本が(1冊) ある。(修飾語(副詞句)が修飾するのは動詞です)
2. 机の上に 本が(1冊)ある 。(修飾語(形容詞句)が修飾するのは直前の名詞(句)です)
021SVOO
s{
F-SUB
There
}
V{
Vp
was
}
S{
SUB
someone
}
M{
Adv
there
}
.

そこにはだれかがいた。
022SVOO
s{
F-SUB
There
}
V{
A
has
Adv
never
Vpp
been
}
S{
IND
a
N
war
}
M.AdjP{
Pre
between
PreO{
DET
the
Adj
two
N
nations
}
}
.

これまでその 2 国間で戦争があったことはない。
023SVOO
s{
F-SUB
There
}
V{
Vs
seems
}
S{
InfT{
TM
to
Vr
be
}
C{
ProIND
something
Adj
wrong
}
}
.

どこかおかしいようだ。
★ (“thing”以外の)~thing を修飾する形容詞は必ず後置修飾になるとのこと。
024SVOO
1.
V{
Vs
Is
}
s{
F-SUB
there
}
S{
IND
a
N
phone
}
M.AdjP{
Pre
in
PreO{
DET
the
N
room
}
}
? ”

2.
M{
Adv
Yes
}
,
S{
SUB
there
}
V{
Vs
is
}
. ”

3.
M{
Adv
No
}
,
S{
SUB
there
}
V{
Vs
isn’t
}
. ”

1. 「部屋に電話はありますか」
2. 「はい, あります」
3. 「いいえ, ありません」
025SVOO
IS{
M.AdvINT
How
S{
Adj
many
N
pupils
}
V{
Vpr
are
}
s{
F-SUB
there
}
M{
Pre
in
PreO{
POS
your
N
class
}
}
}
?

IS{
S{
M.AdvINT
How
Adj
many
N
pupils
}
V{
Vpr
are
}
s{
F-SUB
there
}
M{
Pre
in
PreO{
POS
your
N
class
}
}
}
?

S{
M.AdvINT
How
Adj
many
N
pupils
}
V{
Vpr
are
}
s{
F-SUB
there
}
M{
Pre
in
PreO{
POS
your
N
class
}
}
?

あなたのクラスに生徒は何人いますか?
★ (疑問文の表示比較テスト用)
026SVOO
s{
F-SUB
There
}
V{
Vs
is
}
S{
ProIND
nothing
Adj
new
}
M{
Pre
in
PreO{
POS
today’s
N
paper
}
}
,
V{
Vs
is
}
s{
F-SUB
there
}
?

きょうの新聞には何も新しいことはないですね?
027SVOO
S{
SUB
I
}
V{
A
don’t
Vr
want
}
O{
Inf-s{
F-SUB
there
}
InfT{
TM
to
Vr
be
}
InfS{
Adj
any
Adj
more
N
mistakes
}
}
.

これ以上の誤りがあるのを望まない。
“there” は to不定詞“to be” の 意味的な形式主語 です。
028SVCO
IS{
C.ProINT+Vs
What’s
S{
DET
the
N
chance
}
M.AdjP{
Pre
of
PreO{
Ger-s{
F-SUB
there
}
Ger
being
GerS{
Adj
another
N
earthquake
}
}
}
}
?

もう一度地震が起こる可能性はどれくらいか?
“there” は動名詞“being” の 意味的な形式主語 です。

※ 英文参考元 (例文の解説は参考元でご確認願います)
   2018/11/28 : ルミナス英和辞典(ios版) / “there” の項目より
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