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B16 : EngWordNum-220 , Let / 使役動詞 (&めも書き)

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EngWord No. 220 , Let , 使役動詞

Let の英単語解説です。参考元は主にルミナス英和辞典です。

このサイトは文型・品詞表示に特化しています。英文自体の解説は参考元書籍をご覧ください。
このサイトでは受動態は能動態のときの 格S,V,C,O,OI,OD,M を記載するようにしています。
これによって、能動態のときの特定の語が受動態になったときにどのように変化するか、変化しないのかが見やすくなってます。
また、能動態の英文と、それを受動態にした英文を同じ文型表示に出来るのも利点としました。
動詞は受動態になっても基本は同じ意味です。つまり目的語が必要なのに目的語を無くすと説明できなくなるというのも同じ文型とする理由です。

(注意:全ての文型・品詞種別は 他のWebサイトや辞書・英文法書にて確認して記載していますが、正確でない場合もありますのでご留意ください)
 
 
このサイトの読み方については「始めに」をご覧ください。
暗記のチェック用に英文のみのページと日本語訳のみのページ、
発声練習用に発音記号付きページがありますので、こちらもどうぞ
(発音付きページの英単語はツールチップで簡単な説明も見れます)
目次ページ を作りました。過去記事を順番に見たい方はこちらもどうぞ!

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0. 品詞種別マーカーについて(のメモ)

001SVOO
1.
S{
SUB{
NP{
IND
A
N
cat
}
}
}
V{
A
is
Ving
eating
}
O{
OBJ{
NP{
DET
some
N
food
}
}
}
.

2.
S{
IND
A
N
cat
}
V{
A
is
Ving
eating
}
O{
DET
some
N
food
}
.

3.
S{
N
猫は
}
O{
DET+N
食べ物を
}
V{
A+Ving
食べている
}

猫は食べ物を食べている。
★ 例文 1. はこのサイトで行っている品詞の階層解釈になります。
“a cat” は 名詞句NP{~}に含まれて、
さらに 主格SUB{~} に含まれて 主語(S){~} を作っている、というような感じの意味づけになります。
通常は 例文 2. のように「どれか」を記載しています。
まだ記載ルールが固まらないため、とりあえず現在の状況のメモ書きになります。
 
上のような英単語6語程度の英文は約1分で文型・文の要素・品詞種別マーカーの付加が出来ています(2018/12/16現在)
日本語のマーカーの付加は、英文ソースのマーカーテキストを(普通のテキストエディタで)コピペしていくだけなので、こちらも約1分程度です。
品詞種別マーカーを付加した HTML を作成する工程は以下のようになります。

(1) オリジナルマークアップテキスト(品詞マーカー)を英文内単語を囲うように追加したソーステキストを生成。
(英単語の方はマウスクリックで品詞を選べるようなツールを自作して使っています)
(2) 品詞マーカーを付加した英文のマーカーを対応する日本語単語にコピペ。
(3) 説明文を追加。
(4) オリジナルツールで HTML データにコンバート。

各英単語の品詞種別は、その英単語が持つ品詞リスト一覧を出して選べるようにしていますので、
基本的にはその英単語が持たない品詞種別(つまり辞書に書かれていない品詞名)を記載することはありません。
(幾つかはこれに反して手動で別の品詞名を付けている例もありますが、それらは後日再検討となります)

このサイトの公開目的は、以下の通りです。
(A) ひとつはもちろん英語学習において、いままでにない手法を模索すること。
特にこのページのように、品詞分解した各英単語品詞種別を対応する日本語単語に当てはめることで
母国語で理解するためにはどのような順番で見ていけば良いのかを理解できるようになりますし、
英単語の品詞種別を明記することで個別の英単語の意味の特定が出来るようになり、
つまり、応用が出来ること、名詞を置けない位置に置いてしまうというような間違いが無くなる事、
そして学習者側は英文法を知らず文型の意味を知らないまま英語話者になれる可能性も見えてきました。
(B) 将来的には「正しい機械翻訳」を模索するための準備資料の作成です。
そしてさらにその先には人工知能を作る際の参考資料として使えるようにしたいと考えています。

現在 2018/12 時点でもいわゆる研究開発用途での公開データの使用は認められていますが、
来月 2019/01 より、より能動的に非公開システムに公開データを取り込んでの技術開発が
出来るようになります。
いつになるのか、そもそも達成できるかは不明ですが、英文を入れれば適切な文型や品詞情報を表示し、
文型と品詞情報と英文法を元にした適切な日本語に翻訳し、対応する語を関連付けて表示するような、
システムを作ることを目標にしています。
現状のビッグデータを元にしてのガラガラポン方式とは別の方式の模索ということでもあります。
 
 

1. 他動詞 : V + O + C(=Vr) , C は原形不定詞

 
(1-1) 間接的な命令(受身無し)
Ome , usのみで「OCさせてください」という意味になります。
この用法では “let’s” とは短縮しません。解説は参考元にて → ルミナス英和辞典 / let
 
002SVOC
V{
Vr
Let
}
O{
OBJ
me
}
C{
InfR{
Vr
try
}
InfM{
AdvP{
ProIND
once
ProIND
more
}
}
}
.

O{
OBJ
私に
}
C{
InfM
もう一度
InfR
させて
}
V{
Vpr
ください
}

“once more” の品詞については諸説あるようです。
ここでは “once” を数詞(=代名詞)、“more” を不定代名詞としていますが、
解釈としては、“once”“more” を修飾して「一回多く」の意味になるとのことですが、
副詞節の“once more” は副詞句で動詞(ここでは“try”)を修飾していると考えた方が良さそうです。
003SVOC
V{
Vr
Let
}
O{
OBJ
us
}
C{
InfR{
Vr
go
}
InfM{
Adv
there
}
}
,
IS{
V2{
A
will
}
S2{
SUB
you
}
}
?

O{
OBJ
私たちに
}
C{
InfM{
Adv
そこへ
}
InfR{
Vpr
行かせて
}
V{
Vp
ください
}
IS{
V2{
A
ませんか
}
}
}
?
004SVOC
V{
Vr
Let
}
O{
OBJ
us
}
C{
InfR{
Vr
have
}
InfO{
Adj
some
N
bread
}
}
.

O{
OBJ
私たちに
}
C{
InfO{
Adj
パンを
}
InfR{
Vr
(持たせて)
}
}
V{
Vpr
ください
}

O
私たちに
C{
InfO
パンを
InfR
(持たせて)
}
V
ください。

★ (表示パターン比較検討用)
005SVOC
V{
Vr
Let
}
O{
OBJ
me
}
C{
InfR{
Vr
take
}
InfO{
POS
your
N
blood pressure
}
}
.

O{
OBJ
私に
}
C{
InfO{
NP{
POS
あなたの
N
血圧
}
}
InfR{
Vr
計らせて
}
}
V{
Vpr
ください
}
 
(1-2) 間接的な命令・要求・願望
Ohim , her , it , them , there とそれらに置き換えられる語句のみで、
OCさせてやりなさい」という意味になります。
 
006SVOC
V{
Vr
Let
}
O{
OBJ
him
}
C{
InfR{
Vr
do
}
InfO{
OBJ
it
}
InfM{
Pre
by
PreO{
ProREF
himself
}
}
}
.

O{
OBJ
彼に
}
InfM{
PreO{
ProREF
彼 1 人
}
Pre
}
InfO{
OBJ
それ
}
V{
Vpr
をさせろ
}
007SVOC
V{
Vr
Let
}
O{
ProIND
there
}
C{
InfR{
Vr
be
}
InfC{
Adj
no
N
mistake
}
InfM.AdjP{
Pre
about
PreO{
OBJ
it
}
}
}
.

C{
InfM.AdjP{
PreO
その件
Pre
}
InfC{
N
間違い
Adj
がない
}
InfR{
Vpr
ように
}
}
O{
ProIND
それらを
}
V{
Vpr
せよ
}

“a”“the” などの肯定的な限定詞は被修飾語に含めるようにしていますが、
“no” のような否定後を被修飾語に含めるかは思案中です。
008SVOC
V{
Vr
Let
}
O{
OBJ
it
}
C{
InfR{
Vr
be
}
InfC{
Adj
done
}
InfM{
Pre
at
PreO{
N
once
}
}
}
.

それが直ちになされるようにせよ。 [*1]
009SVOC
V{
Vr
Let
}
O{
OBJ
peace
}
C{
InfR{
Vr
prevail
}
InfM{
Pre
on
PreO{
OBJ
earth
}
}
}
.

この世に平和が行きわたりますように。 [*1]
 
(1-3) 仮定・条件・譲歩
Ohim , her , it , them で、
「仮にOCであるとしよう」
「仮にOCであるとすれば」
「仮にOCしようとも」という意味になります。
 
010SVOC
V{
Vr
Let
}
O{
OBJ
x
}
C{
InfR{
Vr
equal
}
InfO{
OBJ
2y
}
}
.

O{
OBJ
x に
}
C{
InfO{
OBJ
2y が
}
InfR{
Vr
等しい
}
}
V{
Vr
しよう
}
.
011SVOO
S{
App{
SUB
Two
}
}
App{
ConCOO
and
App{
SUB
five
}
}
V{
Vs
equals
}
O{
OBJ
seven
}
.

S{
SUB
2 は
}
App{
App{
SUB
5 が
}
ConCOO
プラスすることで
}
O{
OBJ
7 に
}
V{
Vs
等しくなる
}

“equals” は動詞とのこと。 (2 + 5 = 7)
同格で良い表記の仕方が見つからないので、上のは暫定(表示試験用)的な扱いになります。
(“and” の前は AppP と表記すれば「等位接続詞が導く同格句」っぽくなるかもしれません)
012SVOO
S{
NP{
Adj
Four
N
times
}
Adj
five
}
V{
Vs
equals
}
O{
OBJ
twenty
}
.

S{
Adj
5 の
NP{
Adj
4
N
倍は
}
}
O{
OBJ
20 に
}
V{
Vs
等しい
}

★ ルミナス英和辞典では “times” が 名詞 となってますので、品詞は上のようになると思います。
013SVOO
S{
Adj
Four
N
times
}
M.AdjP{
Adj
five
}
V{
Vs
equals
}
O{
OBJ
twenty
}
.

M.AdjP{
Adj
5 の
}
S{
Adj
4
N
倍は
}
O{
OBJ
20 に
}
V{
Vs
等しい
}

★ 前の例文の別表記テストです。
このサイトでは、文の要素は動詞の用法を決めるためのものとしています。
つまり文型判断では修飾語(含む形容詞)を排除してしまうので
前の例文でもこちらの例文でもどちらのパターンも同じ意味としての扱いになります。

(参考)
日本語では修飾語は被修飾語の前に置くというルールがあり、日本語訳はなるべくこれを意識して合わせるようにしています。
(これによって、そのように出来ないパターンとの比較・違いが分りやすくすることが出来ます。)
このほか、主格には「~は」「~が」のどちらかを、
目的格には「~を」「~に」「~が」のいずれかを(なるべく)使うというルールも今回から含めてみることにしました。
014SVOO
S{
SUB{
N
Four
}
}
M.AdjP{
Pre
times
PreO{
OBJ{
N
five
}
}
}
V{
Vs
equals
}
O{
OBJ
twenty
}
.

S{
SUB
4 が
}
M.AdjP{
PreO{
OBJ
5
}
Pre
回で
}
O{
OBJ
20 に
}
V{
Vs
等しい
}

“times”を名詞とするのは古い英語で、最近は前置詞にカテゴライズされてるとのこと。
他サイトで説明が見つかりましたので、リンクを貼っておきます → nlog(n) / いまさらだけど算数のかけ算には順番があるよ
015SVOC
V{
Vr
Let
}
O{
OBJ
him
}
C{
InfR{
Vr
say
}
InfO{
O2.ProINT
what
S2{
SUB
he
}
V2{
Vs
likes
}
O2{
(omit)
}
}
}
;
S3{
SUB
I
}
V3{
A+Adv
don’t
Vr
care
}
.

C{
InfO{
S2{
SUB
彼が
}
O2.ProINT
何を
V2{
Vs
好きに
}
}
InfR{
Vr
言おうが
}
}
O{
OBJ
彼に
}
V{
Vr
構うものか
}
S3{
SUB
私は
}
V3{
A+Adv
知らない
}
.
 

2. 他動詞 : V + O + C(=Vr) , C は原形不定詞

 
(2-1)
OCさせる。
OCさせておく。
OCするのを許す。
OCするままにしておく。
 
016SVOC
S{
DET
The
N
teacher
}
V{
Vpr
let
}
O{
DET
the
N
pupils
}
C{
InfR{
Vr
go
}
InfO{
Adv
home
}
}
.

S{
DET
先生は
}
O{
DET+N
その生徒たちを
}
C{
Adv
家へ
Vr
}
V{
Vpr
らせた
}
017SVOO
App{
S{
SUB
He
}
V{
Vs
wants
}
O{
InfT{
TM
to
Vr
swim
}
}
}
ConCOO
but
App{
S2{
POS
his
N
mother
}
V2{
A+Adv
won’t
Vr
let
}
O2{
OBJ
him
}
C2{
InfR{
Vpr
(swim)
}
}
}
.

S{
SUB
彼は
}
O+V{
Vpr
泳ぎたがっている
}
ConCOO
S2{
POS+N
母親が
}
V2{
V+Adv
許そうとしない
}
018SVOC
S{
SUB
She
}
V{
Vpr
let
}
O{
DET
the
N
dish
}
C{
InfR{
Vr
fall
}
InfM{
Pre
to
DET
the
N
floor
}
}
.

S{
SUB
She
}
V{
Vpr
let
}
O{
DET
the
N
dish
}
C{
InfR{
Vr
drop
}
InfM{
Pre
to
DET
the
N
floor
}
}
.

S{
SUB
彼女は
}
O{
N
皿が
}
C{
InfM{
N
Pre
}
InfR{
Vr
落ちる
}
}
V{
Vpr
ままにした
}

彼女は皿を床に落とした。[*1]
SOCするままにしておく。
019SVOO
S{
SUB
She
}
V{
Vp
tried
Adv
not
}
O{
InfT{
TM
to
Vr
let
}
InfO{
POS
her
N
anger
}
InfC{
InfR{
Vr
show
}
}
}
.

S{
SUB
彼女は
}
O{
InfO{
N
怒りが
}
InfC{
Vr
顔に出でることを
}
}
V{
Vp+Adv
しないように努めた
}

彼女は怒りを顔に出さないように努めた。[*1]
020SVOC
SV{
SUB+A
I’ll
Vr
let
}
O{
OBJ
you
}
C{
InfR{
Vr
have
}
InfO{
DET
this
N
copy
}
InfM.AdjP{
Pre
of
PreO{
DET
the
N
report
}
}
}
.

S{
SUB
私は
}
O{
OBJ
あなたに
}
C{
InfM.AdjP{
PreO{
DET
この
N
報告書
}
Pre
}
InfO{
N
写しを
}
InfR{
Vr
持つことを
}
}
V{
Vpr
許す
}

この報告書の写しをあなたにあげます。[*1]
SOCするのを許す。
021SVOC
V{
A+Adv
Don’t
Vp
let
}
O{
ProREF
yourself
}
C{
InfR{
Vr
be
Vpp
bullied
}
}
.

O{
ProREF
あなた自身が
}
C{
Vr+Vpp
いじめられてばかりでいるのは
}
V{
Adv+Vp
だめだよ
}

いじめられてばかりいてはだめだよ。[*1]
例文参照元リンク一覧

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